高校受験の基礎知識 高校受験最新レポート(千葉県 公立高校)
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高校受験最新レポート

平成28年度 千葉県 公立高校入試

公立志向ながら人気は二極化

千葉県はもともと公立志向が強い地域で、中学3年生の8割近くが公立第一志望としています。その一方で、人気の二極化傾向が顕著になってきているのが最近の県内公立高校入試の特徴です。普通科では学力的に上位の学校ほど人気が高い傾向が続いています。例年1月に発表される進路志望状況調査によると28年度も千葉船橋などの最上位校の志望倍率が2倍前後となっているのに対し、志望者が定員に達しない学校は普通科だけで38校(前年は39校)ありました。専門学科では看護科や福祉教養科など、専門色の強い学科は、学校数や定員が少ないこともあり、志望倍率が高くなる傾向にあります。

前期選抜

28年度前期選抜の平均実質倍率は1.76倍で、前年度の1.82倍に比べて0.06ポイント緩和しました。その要因としては専門学科の前期募集枠拡大(50~80%→50~100%)があげられます。28年度は39校の専門学科が前期枠を100%に拡大し前期の定員を増やしたため、そのことが全体の倍率緩和につながっています。
倍率がやや緩和したとはいえ、県全体で1万7千人以上が不合格となっているわけですから、依然として厳しい状況であることに変わりありません。

前期選抜は二日間で行われ、初日に全校で共通の学力検査(5教科各50分)が実施され、二日目に面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査などから各学校が一つ以上の検査を選んで実施されます。学力検査は必ず実施されますから、どの高校を受験する場合も、相応の学力が要求されます。
また、前期選抜では出願後に志願先の高校を変更することができません。当然、慎重な受験校選択が必要になります。県立Vもぎで自分の学力を確認して、合格の可能性を正しく確認しておくと良いでしょう。

 

後期選抜

後期選抜は前期選抜に比べて小規模なので日程は一日となっています。28年度後期選抜の平均実質倍率は1.43倍で、前年度に比べて0.03ポイント上昇しました。
専門学科の前期募集枠拡大により、後期選抜はこれまで以上に定員が少なくなっているため、わずかな応募者の増減により倍率が上下します。

後期選抜では志願校の変更期間が設けられています。インターネットや新聞で志願状況を見て、次善校への変更や同一校での学科の希望変更をすることができます。このところ志願変更の前後で志願者が激しく増減するケースも見られます。

後期選抜の状況も各校で様々ですが、最近の特徴として学力上位の学校が高倍率になっています。また、前期で100%募集する専門学科を不合格となった受験生が、後期で周辺の普通科高校を受験するケースも多くなったため、そのような学校でも倍率の上昇が見られます。

あらかじめ後期まで見据えた受験校選択をすること、前期が不合格となった場合に後期選抜に向けて、素早く気持ちを切り替えること、そして私立の併願校の選択が非常に重要になっています。

次は、平成28年度 千葉県 私立高校入試

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