首都圏の公立高校はほとんどの高校が共学ですが、私立高校には多くの男子校・女子校があります。近年では男子校や女子校から共学校へ移行する高校も増えていますが、男子校や女子校を選択することは私立高校ならではと言うこともできます。
共学か男女別学かは、どんな高校生活を送りたいかという点にも関わってきます。それぞれの特徴を知り、どのタイプの高校が自分にとって充実した高校生活を送れるのか考えてみましょう。
多くの公立高校、私立高校が男女共学の教育を行っています。公立中学校から進学する場合は環境が変わらないため、抵抗がなくとけ込みやすいでしょう。ただし、私立高校に関しては同じ共学でも学校ごとにそれぞれ独自の校風があります。
共学校では、男子・女子がお互いの違いを認め合い、それぞれの優れた点を吸収することができます。
首都圏公立高校の男子校は埼玉県に5校のみですが、私立高校には多くの男子校があります。伝統のある男子校が多く、歴史ある校風を受け継いでいる高校もあります。
男子のみという特徴を活かして、勉強のみならず部活動や文化祭・体育祭などの学校行事を徹底してやり切れるのも男子校の優れた点でしょう。数多くの同性の先輩から学んだり、友人と友情を深めることができるのも良い点です。男子同士で切磋琢磨し、スポーツや進学で高い実績をあげている男子校もあります。
首都圏公立高校の女子校は、埼玉県に7校・千葉県に2校のみですが、私立高校には多くの女子校があります。伝統のある女子校も多く、特に私立高校では創始者も女性である場合が多く見られます。
女子のみという特徴を活かして、それぞれ女性ならではの教育理念を掲げた女子教育を行っています。異性の目を気にせず、自分の個性を積極的に出せるのも女子校ならではです。カリキュラムやクラブでも女性ならではの特性を生かしたプログラムが用意されているのも特徴です。
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