埼玉県公立高校の入試制度改編に伴い、県内私立高校はほとんど前期(1/22~24)の間に入試が実施されるようになっています。この期間に単願入試・併願入試が行なわれます。多くの学校で学校推薦(主に単願)や自己推薦(単願・併願)制度があり、内申等による出願基準が設けられています。単願・併願入試とも3科の学力検査を実施する学校が多く、学力重視の選抜になっています。
後期(2月以降)に入試を設定している学校もありますが、募集枠は少なく2次募集的な面があります。
埼玉県内の私立高校では、他都県の私立高校で行なわれる中学校の先生と高校の先生による「事前相談」はありません。受験生は各高校で行なわれる学校説明会や個別相談会で、合格の見通しを聞くことになります。
埼玉県の私立高校では、多くの学校が「単願入試」と「併願入試」に分けて入試を行っています。併願入試では、公立一校のみ併願可能な場合と制限なく併願可能な場合があり、合格後に一時金を納入すれば(不要の高校もあります)、公立高校の合格発表後まで入学手続きを待ってくれます。また、併願入試だけで試験日を2~4回設定する高校もあります。
推薦入試は、各高校の推薦基準を満たしている生徒が受験することができ、中学校長の推薦が必要な「学校推薦」と必要としない「自己推薦」があります。
埼玉県の私立高校では中学校の先生との「事前相談」を廃止しているため、受験生は個別に高校と相談(個別相談)することとなります。個別相談は学校説明会などで行われることが多く、受験生は直接高校から合否の見通しを聞くことができます。
選抜方法は、単願入試、併願入試ともに大半の高校で学力テストが行われます。高校によって、学力テストを重視する場合と個別相談で提示した受験生の成績を重視する場合の2通りがあります。
上記の他に特待生推薦・文化・スポーツ等特別推薦などを実施する高校もあります。