高校は、運営している主体によって私立高校、公立高校、国立高校の3種類があります。それぞれの高校の特徴を理解して、自分にはどんな高校が合っているかを探っていきましょう。
公立高校は、原則的にその都県在住者のみしか受験できません。また、千葉県では学区制があり(東京・埼玉・神奈川はすでに廃止)、地域によって受験できる学校が限られます(市立高校は一部制限がある)。
公立高校を大きく分けると、普通科と専門学科に分かれますが、最近は普通科目と専門科目の多様な科目の中から自分の興味・関心・進路希望に合わせて幅広く学習が出来る総合学科の高校も増えてきています。
普通科では2年・3年次に希望進路に合わせて文系・理系にクラス分けされるケースが多いですが、私立高校のように細かくはありません。
公立高校も私立高校ほどではないにしても、各学校によって校風は異なります。クラブが盛んな高校、ほとんどが大学進学を目指している高校、地域活動に積極的な学校などその高校のカラーがありますので、よく研究しましょう。
私立高校に比べると学費が非常に安いのが大きな特徴です。授業料はその自治体によって統一されていて、施設費などもほとんどかからないためです。